愛犬のために!もしもの災害にそなえて
2019年10月15日
【目次】
1.住まいの準備について
2.備蓄品の準備について
3.その他の準備について
4.まとめ
みなさんにとって大切な家族の一員である愛犬。
今回はもしもの震災時に備えてやっておくべきことについてお話ししたいと思います。
【目次】
1.住まいの準備について
2.備蓄品の準備について
3.その他の準備について
4.まとめ
1.住まいの準備について
まずはわんちゃんが生活する環境を確認し、該当する項目がないかチェックしてみてください。
- タンスなどの家具や置物が倒れてゲージなどを直撃しないように固定してあるか
- キャスター付きの家具は普段からロックしてあるか
- 窓や食器棚のガラスが割れた際の飛散防止対策はしてあるか
- 戸棚が開かないようストッパーなどの対策はしてあるか
- 夏季の災害で停電し、エアコンが停まっても熱中症になるリスクが減らせる場所(状態)でお留守番をしているか
- 屋外で飼育している場合、ペットのそばに倒壊が予想されるブロック塀などがないか
- 地元自治体のHP等に公開されている被害想定をあらかじめチェックしているか
2.備蓄品の準備について
次に避難等が必要になった際、わんちゃんにとって必要となるものや備蓄品のリストを作成しましたのでチェックしてみてください。
- フードや水:ドックフードや水は1週間分用意し、ごはん皿や水皿はシリコン製の携帯できるタイプがお勧め
- 常備薬や療法食
- ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用可能)
- キャリーケース、折り畳みゲージ
- ワクチン接種状況がわかる証明書、既往歴、健康状態、かかりつけの動物病院などわんちゃんの情報
- わんちゃんの写真
- 首輪、リード、排泄物の処理袋などのお散歩グッズ
- ペットシーツ
- ドライシャンプー
- タオル、おもちゃ
3.その他の準備について
●しつけ
1、2で挙げたチェック項目と同じくらい大切なのが「しつけ」や「社会化」です。
大勢の人が集まる避難所で周りの人を威嚇したり吠えたりせず落ち着いていられるようにしておくことが、避難所での理解に繋がります。
過去記事にも載せたクレートトレーニングも参考にしてみてください。
これができたら効果的!クレートトレーニングについて
https://perrito.co.jp/?p=731&_thumbnail_id=1520
●最寄りの避難所のペット受け入れ体制の確認
ペットへの対応は市区町村によって異なりますのであらかじめ各市区町村のホームページなどで同行避難ができる場所を確認しておきましょう。
●鑑札や迷子札、マイクロチップで身元表示できるようにする
ペットが迷子になり保護されたとき、すぐに飼い主がわかるように普段から身元を示すものをつけておくようにしましょう。ただしマイクロチップを入れていても「動物ID普及推進会議(通称AIPO)」に登録されていないと発見できない場合があります。AIPOに登録されているか一度確認をしてみてください。
4.まとめ
何かが起こってから準備、では間に合いません。
あの時ああしておけばよかった、あれを準備しておけばよかった、などの後悔を少しでもなくせるようにしたいですよね。
日頃から意識をし、いざというときにぱっと対応できるよう、今一度必要なことは何か考えるきっかけになればと思います。