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わんちゃんとお水の関係


わんちゃんの体の60%から80%は水分です。
お水が体質改善につながるのは人間もわんちゃんも同じです。
今回はわんちゃんとお水の関係性についてお話します。




【目次】
1.お水を摂取するとどんな効果があるのか
2.わんちゃんの1日の摂取量は?
3.お水はやっぱりミネラルウォーター?
4.どんなお水をあげたらいいの?
5.お水の摂取量が足りない時には
6.まとめ

1.お水を摂取するとどんな効果があるのか


お水を摂取すると
全身に体に必要なもの運んでくれる
老廃物を出す
血液の循環
体温調節などたくさんの効果をもたらしてくれます。


2.わんちゃんの1日の摂取量は?

最近は水分の摂取量が足りていない子が多いと言われています。
では一体どのくらいのお水を摂取したらよいのでしょうか。

1日の目安は「体重の0.75乗×132」
(電卓で体重を3回かけて√2を二回押し132かけるとできます。)
例えばわんちゃんの体重が3㎏ならば301ml前後が目安になります。

まずはわんちゃんが1日に飲んでいるお水の量を知ること。
それからわんちゃんの飲んでいるお水の量が足りているのか
どのくらい足りていないのかを把握しましょう。

上記の計算式はあくまでも目安となります。

わんちゃんの生活環境等によって異なりますので、わんちゃんの普段の
飲水量を知っておくことが異常の早期発見に繋がることにもなります。


3.お水はやっぱりミネラルウォーター?

人間ではミネラルウォーターが良いといわれ体にも良いイメージですが、
実はわんちゃんには向いていないのです。

ミネラルウォーターに含まれるマグネシウムやカルシュウムは
すでにフードなどに配合されていることが多く、摂取しすぎて
膀胱炎の原因にもなる尿石ができてしまうことがあります。

どうしてもミネラルウォーターを与えたい場合は 軟水をあげるようにするのが
おすすめですが、ミネラルウォーターの場合は置き水は避けたほうがよいでしう。

ミネラルウォーターにはカルキが入っていないので水入れに入れたままにすると
菌が繁殖してしまうことがあるからです。

わんちゃんのお口の中には多くの菌がいるので菌の繁殖を防ぐために
置き水をする場合は水道水をおすすめします。


4.どんなお水をあげたらいいの?

わんちゃんのお水でおすすめなのは“水道水
水道水をそのままあげるのに抵抗のある方は浄水器を使うのもよいでしょう。

また最近では主流になってきた“ウォーターサーバー”のお水も
ミネラルウォーターではないことが多いので確認は必要ですが良いでしょう。
温度はできるだけ常温のものを与えてあげましょう。

10度以下のお水だと体を冷やしてしまい、特に子犬や老犬は
お腹を壊す原因になってしまうことがあるので注意しましょう。


5.お水の摂取量が足りない時には

わんちゃんがなかなかお水を飲んでくれない場合「飲んで」と言ったら
飲んでくれるわけではありません。

そんな時はまずフードにお水を入れてみましょう。

ふやかす程度にお水を入れてあげると自主的に摂取することができます。
またお水の中にわんちゃん用のミルクを混ぜたり、茹でたお肉のゆで汁を
少量入れてあげるのも効果的です。


6.まとめ

わんちゃんもしっかり水分摂取ができると毛並みが良くなったり肌トラブルが
改善したりお通じがよくなったり、代謝が上がり太りにくい体をつくったり
と体質改善の一歩になります。

脱水は人間同様、わんちゃんにとっても体の負担になってしまいます。
一度わんちゃんのお水について見直してみてはいかがでしょうか。



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