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オーガニックフードどう選ぶ?

以前に比べオーガニックという言葉が浸透してきた昨今ですが、広まったが故に、誤解や間違いが多く見られます。

今回はワンちゃんに適したオーガニックフードを選ぶためのちょっとした知識と選びたかについてお話していきます。

目次

1. そもそもオーガニックって?
2. 無農薬はオーガニック?
3. オーガニック認定基準について
4. ワンちゃんに適したオーガニック
5. お勧めオーガニックフード
6. まとめ

1. そもそもオーガニックって?

オーガニックとは、無機物の対義語で炭素を含むもの、生物だけが作り出せるという分類で使われる言葉です。

共に有機栽培という言葉もよく聞きますが、ほぼ同じ意味で使われます。

農作物の作り方は有機と同じで、有機栽培で作られた作物や農産物は有機JAS認定を受けて、オーガニック、有機農作物と呼ばれる様になります。

農作物、農業における「有機」は主に堆肥を示します。

堆肥は有機物を微生物の力で分解したものを示しますが、原料に関しては様々ですが、主に家畜の糞をを原料にしたものが多く使われます。

また、合成された農薬を使用しない方法も同じ意味で使われています。

2. 無農薬はオーガニック?

無農薬=オーガニックというイメージを持っていらっしゃる方も多くいらっしゃいますが、それは少し解釈が違う部分があります。

有機作物の定義の中に、「化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける」といった文言があります。

農薬の使用自体は認められているのです。

使用可な農薬も存在していて区分としては、先にも述べた様な「有機」の表示のできるものが指定されていて、微生物を有効成分とする殺菌剤などです。

また、無機物であっても天然原料のものであれば、使用を認められています。

3. オーガニック認定基準について

日本には有機JAS制度があり、オーガニック認定を受けるには様々な厳しい要件をクリアしなければなりません。

認定機関を通過した商品のみが下の認定マークをつけることができます。

しかし、認定機関で認定されていなくても、実際に有機農法を行っていて虚偽の記載でなければ広告などに「有機栽培」などと記載することに関しては制限がありません。

商品そのものにマークがなくても「有機栽培」と宣伝することは可能なのです。

オーガニックや有機栽培という表記がされているものが、全て認められた商品ではないですが、その商品がオーガニック商品でない訳ではないということです。

4. ワンちゃんに適したオーガニックとは?

ワンちゃんの健康を気遣う上で、オーガニックであればよし!という訳ではありません。

日本ではオーガニックにも規格が曖昧な部分もありますし、内容成分がワンちゃんの健康に全ていいものであるとも限りません。

オーガニックドッグフードを選ぶ際のこれだけは外したくない3つの重要ポイントを紹介いたします。

01.グレインフリー(穀物不使用)のものを選ぶ。

日本で売られているオーガニックフードは「オーガニック」が先行してばかりで、犬本来の食事(肉食材の多い高たんぱくな食事)については考えられていないものもあります。

オーガニックの肉材料の価格が高いことも理由としてあげられます。オーガニックだからといって穀物の消化が良くなる訳ではないので愛犬のために穀物は入っていない又は多量に入ってないものを選びましょう。

02.高たんぱくなものを選ぶ。

穀物不使用で高たんぱくなものは自然と肉や魚の割合が増えます。肉や魚の使用量は少なくとも全体の50%、たんぱく質の割合は30%以上が理想です。 

03.着色料など添加物などが使われていないものを選ぶ。

人間に使用が禁止されている粗悪な添加物を使っている場合が多いので使用してないものを選ぶのがベストです。

5. お勧めオーガニックフード

オーガニック製品の中でも特に厳しい審査をして認定を出している国がフランスです。

フランスでは上のABマークをオーガニック商品として認定している商品につけています。

ABマークとは

「AGRICULTURE BIOLOGIQUE(アグリキュルチュール・ビオロジック)」の略で、有機肥料使用、無農薬栽培という意味です。


ABマークはフランス政府が1981年に制定した有機農産物の証です。


化学肥料や化学薬品の不使用、遺伝子組み換えによる肥料も禁止されており、最低3年間の有機農法を続け、さらに1年ごとに抜き打ちでの検査も行われます。


また、商品加工に至る全工程で添加物などを含まないことを認定した商品のみに与えられる認定マークです。 


このABマークの張付が認められるのは、フランス経済省と農業省が認める国際有機認定機関であるECOCERT(エコサート)による審査をクリアし、EU圏内で加工された製品に限ります。

PerritoではABマーク認定のフードをフランスから直輸入しています。

CANICHF(カニシェフ)はグレインフリーでバランスの取れた子犬のためのドライフードで、チキン、野菜、果物、ミネラルが豊富に含まれています。


カニシェフによって研究されたフランスで唯一のオーガニックドッグフードです!

ワンちゃんの日々の健康の為にオーガニックにこだわりたい方は是非お試しください!

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6. まとめ

大切な家族だから健康で長生きして欲しいという願いは必ずあると思います。

オーガニックが全て正しい事はありませんが、日々の健康を考える上で、飼い主が気遣いを忘れずに自然にできる限り近い食生活、環境で丈夫な体を作ってあげたいものです。

多様化した情報の中で正しいものを選定することは非常に困難ですが、オーガニックという選択肢を知っているだけでいい道を選べる1つの要因になるのではないでしょうか、、

愛犬との日々が楽しく健康であります様に願っております。

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